大会長の挨拶 |
口腔インプラント治療は,先人たちの弛まない研究開発により成功率も非常に高くなり,歯科治療としてはかなり成熟して来ていると感じており,インプラント体の形態や表面性状も,いくつかのパターンに収束されてきているように思われます。 保存学会のみならず,様々なインプラント学会でも天然歯を残すことの大切さが改めて認識されるようになりました.特に高齢社会を迎えた日本では,要介護状態になった時のケアーを考えた設計が議論されています. 研究業績のための発表や,臨床家の腕自慢のための学会ではなく,患者さんのための医療を追求するという原点に戻って考えたいという思いで「For the Patient」というメインテーマで企画いたしました. 教育研修講座では,元補綴学会会長の佐々木啓一先生から「インプラントへの最適荷重とは?」と,日本のインプラントのパイオニア小宮山彌太郎先生から「インプラント療法は誰のため?」というタイトルでお話しいただきます. 様々なインプラント治療の選択肢を考えていく上で,関根秀志先生から「補綴主導型インプラント治療」,シンポジウムとして「インプラトのための骨再生」をテーマに,材料学を鈴木治先生に,機序に関して春日井昇平先生に,そして臨床術式に関して高橋哲先生からご講演いただきます.また,骨造成をしないインプラント治療「グラフトレスソリューション」として下尾嘉昭先生にご講演いただきます. 総合的な知識と技術が要求されるインプラント治療は,まさにチーム医療です.特別公演として,累計100万部以上を出版されている井上裕之先生をお招きし「ドラッカーから学ぶ歯科医療」というタイトルでご講演いただきます.是非,デンタルスタッフの皆さんと一緒にご参加ください. 皆様にとって有意義な学会になりますよう,誠意準備を進めております.皆様お誘い合わせの上ご参加ください. 大会長 嵌植義歯研究所 懸田明弘 |
大会事務局 |
バイオインテグレーション学会 第七回学術大会・総会 事務局 嵌植義歯研究所 〒980-0014 仙台市青葉区本町1-2-16 担当:懸田明弘 E-mail:bio2017@icloud.com |
ホームページURL |
http://bio-integration.jp TEL:022-262-1101 |
会員、非会員に関わらず、興味のある方はどなたでも参加できます。